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抜き打ちテスト

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

昨日、理科の授業で中1と中2で抜き打ちテストを行いました。
中1は元素記号と化学式、中2はイオン記号のテストです。

2週間前、それらの授業を行い、覚えてくることを宿題にしました。そのときは「次の授業でテストをします」と宣言して、次の授業でテストを行いました。
そのテストでは中1では満点がゼロ、中2では満点がたった一人でした・・・。
居残りや別日で再テストを行い、みんな何とか満点を取れるようになりました。

そして昨日、今度は抜き打ちで同じテストを行ったわけです。

中1は、わたしの意地悪な性格をよく見抜いているようで(笑)、抜き打ちテストが来ることを何となく予想し、復習を自主的にしていた子が多かったようです。テストをしますと言うと、「やっぱりな~」とか言ってテストを受けていました。結果、2人を除いて見事満点をとってくれました。
なかなかカンの鋭い子たちです(笑)。これはこれで素晴らしいことだと思います。

中2ではそんな予想はしていなかったようで、「えっ」という感じでテストを受けていました。結果は、前回のテストで満点だった子のみが満点で、あとは満点を取れませんでした。
満点をとった子に、「今日テストがあると予想して勉強してきたの?」と聞くと、「いいえ、前回のテストの前は勉強しましたけど、今日に向けては勉強していません」と答えました。

これは素晴らしいことです。ともするとテストの直前に付け焼刃的に勉強をする子が多い中、この子は1回目のテストの勉強において、それらの暗記事項を1週間ブランクがあっても頭から抜けないように完全に身につけた、ということになるからです。
この子は1回目の勉強に本気で取り組み、何度も何度も繰り返し覚えたのでしょう。この行動がしっかりとした定着につながったのです。

小テストに向けての勉強をこれくらいしっかりとすることができれば、どんどん知識が頭の中に蓄積されていくことでしょう。

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