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型にはまる

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

「型にはまる」というと、なんだか堅苦しい不自由なイメージがあります。
しかし
「あたりまえにすべきことができる」
これが「型」であるならば、子どもたちを育てるうえではとても大切なことであるとわたしは思っています。

子どもの個性はもちろん大切にしなければなりませんが、子どもの好き勝手にさせることは結局その子のためになりません。
子どもは社会的に未熟ですので、そこを大人がしっかりと教えていくことが教育です。

勉強に関してだけではありません。むしろ生活の中でこそいろいろな社会的常識を子どもたちには身につけてもらわなければなりません。

例えば「あいさつ」です。
子どもは、放っておいてもあいさつをするようにはなりません。親は子どもにあいさつをし、子どもの目の前で誰かにあいさつをしているところを見せ、子どもに「人と会ったらあいさつしなさい」と教えます。
そうすることで子どももあいさつが自然にできるようになってきます。

あいさつしない子に対して、「これはこの子の個性だから」と言って放置しておく親はいないと思います。

「ひとに迷惑をかけないようにする」
「あとかたづけをちゃんとする」
・・・

そう考えると、いろいろな「型」があり、子どもはまずそれらの「型」にはまらなくてはなりません。
学校生活や勉強面でも、
「忘れ物をしない」
「宿題はちゃんとやる」
・・・
これらは「型」です。

そしてその「型」の上に、「個性」が乗っかってくるものだとわたしは思います。
「型」を身につけさせるために、わたしたち大人は、少し強制力をはたらかせてでも子どもを教育していかなければならないのです。

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