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体験授業のウソ

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

新学期前後は新しく通う塾を探す時期で、体験授業を希望される方が多くいらっしゃいます。
陽塾でも昨日、小6で1名、中2で1名、無料体験の子が来てくれました。

塾を検討する際、体験をすることは有効な方法です。普段の塾の雰囲気や授業のレベルを肌で感じることができるからです。
いろいろと説明を聞くよりも、「一日塾生」として体験授業を受けてみることで、その子に合っているかがよく分かります。

しかし、この「体験」にウソを混ぜてくる塾がありますので、注意が必要です。

よくあるのが「体験の時だけ優秀な教師が授業する」です。
「わあ、おもしろいしよく分かる先生だな」と感動して入塾するのですが、入ったら通常授業は力量のない教師が担当するのです。

ときどき大手塾をやめて陽塾に来る子がいますが、そんなある子が言っていたことがあります。
「とても分かりやすい先生の体験授業を受けて、『この先生に習いたい』と思って入塾したんですけど、入塾してからはその先生を二度と見ることはありませんでした」
・・・これは裏切りです。子どもがかわいそうです。

入塾前にその塾をできるだけ良く見せたいのは分かりますが、体験授業とはその塾をありのままに体験してもらうもののはずです。
塾にとって大切なことは、体験授業をうまく「粉飾」することではなく、普段の授業や指導をしっかりと向上させていくことなのです。

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