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ひとりごと

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

ひとりで勉強をするときに、ぶつぶつとひとりごとを呟きながら勉強する方法があります。
図書館や自習室など、自分以外にも勉強している人がいる環境ではできませんが、この「ひとりごと」勉強法、結構効果があります。

問題を解くときには、わたしたちは頭の中で考えの流れを追っています。
「これが出てきたときは、こういうふうに対処して、これを求めて・・・」
などと、口には出しませんが考えを積み上げています。
また、暗記をするときにも、見て、心の中で読んで頭の中に入れようとします。

思考は、言語に乗って流れていきます。
人は進化の過程で、言語を持つことにより複雑な思考をすることが可能になりました。

ひとりごとを呟くことによって、思考がしっかりと言語に乗るようになります。黙読するのに比べて、発声し、耳で聞いているので刺激も多く、より強く頭に残ることになります。
黙読ではなく音読をしなさいということがよく言われますが、やはり音読の方が黙読に比べてアクティブな活動であり、刺激が多いので頭に定着させやすいのです。
眠たくなるのを防ぐ効果もあります。

家でひとりで勉強するときに、ぜひ「ひとりごと」勉強法を試してほしいと思います。
慣れてくれば、図書館や自習室など、自分以外にも勉強している人がいる場所でも「無声ひとりごと」とか「エアひとりごと」ができるようになってきます。

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