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お盆

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

一般にお盆とよばれるのは、8月13日から15日です。地方によっては7月の中旬をお盆としているところもあるようです。
お盆は、仏教において先祖を供養する「盂蘭盆会(うらぼんえ)」に日本の各地域の風習が合わさって形成されてきたようです。

わたしは小さいころ「お盆には御先祖さまが帰って来はるよ」と言われていました。
お盆に両親の実家に帰省したときも、仏壇に花やお菓子がたくさん供えられていて、お盆独特の雰囲気がありました。
そして、
「お盆にはお肉を食べたらだめ」とか、
「お盆には虫を殺したらだめ」とか、
「お盆に泳ぎに行くと足を引っぱられて水に引きずり込まれる」とか、
いろいろ「注意事項」を言われて、何か怖いような息苦しいような気持ちになっていました。
今の世の中はそんなことおかまいなしで、お盆だろうが肉は食べるわ泳ぎに行くわ好き放題ですけどね(笑)

しかしわたしが子どものころ感じていた何か怖いような息苦しいようなあの気持ちは、見えない「御先祖さま」に対する「畏怖の念」だったのだと思います。

祖父や祖母が話してくれました。
「御先祖さまが見守ってくれているからみんな今元気に過ごせているんやで。御先祖さまに感謝をせんといかんぞ」

御先祖さまへの畏怖の念。
わたし自身も含め、最近は薄れてきてしまっていると感じてしまいます。

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