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「感動」が学力を伸ばす

こんにちは。陽塾代表の原田基生です。

授業で問題の解き方を教えると、「おおー」と声を出して感動してくれる子がいます。
類題をさせてみると、これまでできなかった問題ができるようになっています。
「できたやん!」と声をかけると、ここでまた「おおー」と感動してくれます。

わたしはこの「感動」というものも、学力向上のひとつのポイントだと考えています。

「感動」とは、心が動いた、インパクトがあったということで、言い換えれば強烈な印象を受けた、ということです。
当然ですが、「無感動」よりも、頭や心に残る度合いが高まります。
素直な感動は学力を伸ばします。

ちなみに、感動の大きさにはもちろん個人差がありますが、実は宿題をどれだけしっかりとやってきたか、ということとも関係があります。

考えてもできなかった宿題の解法を授業で聞くとき、家で一所懸命考えてきたのであれば当然、「どうやって解くの?」という疑問(興味)を持っているはずです。
一所懸命に考えてきた子ほど、そのいわゆる「吸収準備状態」が良好です。
当然、聞いた時の感動状態・吸収度合いは高くなります。

思い出してみると、学生時代に尊敬するくらい学力の高かった友人は、授業中によく「ほおー」という顔をして少しうなづきながら聴いていました。
わたしは「こんなことで感動するんか・・・」などと冷めたことを思っていました(笑)が、今思えば、友人は「感動」が学力を伸ばすことを無意識のうちに実践していたのではないかと思います。

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