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100にはならないけど100に近づく努力

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

奈良の私立高校入試まであと4日。まさに直前です。
受験生はどうしても緊張と不安が高まってきます。この時期のメンタルのコントロールは難しいものです。

もちろん多くの子はできるだけ多くのことを頭に詰め込んで受験当日を迎えようと考えてがんばります。
しかし逆に、「もうそんなに日はないので(少しくらい)やってもしょうがない」と考えてしまう子もいます。
それは「諦観」というよりも、どこか「あきらめ」というか「投げやり」というか「お気楽」というような真剣味の足らない印象です。
こうなるとラストスパートはききません。

確かにこの直前期にがんばったからといって、この短い間にこれまで勉強してきたことすべてが身につくことはありません。
しかしそれはどの受験生もそうなのです。これまで習ってきたこと、勉強してきたことを100パーセント身につけて受験する子などいないといえます。
どの受験生もどこか「未完成」のまま受験することになるのが現実です。

大切なことは、
「100にはならないけど、どれだけ100に近づけるか」
ということです。

80より81、81より81.5の方が有利です。100に近ければ近い方が当然合格する確率はアップするのです。
その「1」や「0.5」の進歩を入試直前まであきらめずに積み重ねることができるかどうかが最も重要なことなのです。
直前に勉強して進歩した「1」が入試で出題されるかも知れません。そのときは直前の「1」の勉強が合否を分けることになるかも知れないわけです。

受験生のみんなは絶対にあきらめてはいけません。
直前まで伸びます。100に少しでも近づくために、「1」でも「0.5」でも「0.1」でもいいので、前に進んでほしいと思います。

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