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1週間でバッチリ!?

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

奈良の公立高校の一般選抜の2週間前、直前の時期です。
この時期に書店に行くと、参考書や問題集のコーナーには、『10日で完成!』とか『1週間でバッチリ!』などと書かれた参考書や問題集がよく置いてあるのを見かけます。

しかしわたしは思います。
「たった1週間でバッチリになるんやったら苦労せんわい!」と(笑)

これまで受験勉強をしてきた子が基本事項の「確認」に使用するのはまだ分かりますが、これまでほとんど勉強してこなかった子には、あまり効果がないとわたしは思っています。

世間には、これまでほとんど勉強してこなかったのに、直前この1冊をやれば何とかなると思っている人がいるようです。
大切な入試を「一夜漬け」で乗り越えようとしているのです。
それは大きな勘違いであり、あまりにも虫が良すぎます。

入試に試験範囲はありません。あえて言うと「これまで習ってきたことすべて」です。
そんなテストは、さすがに「一夜漬け」では乗り切れません。

これまでろくに勉強せず遊びほうけていた子が直前にちょっと勉強したくらいで、塾や家でコツコツ努力を積み上げてきた子に勝てるわけはないのです。

毎日の少しずつの積み重ねが、ちょっとやそっとでは越えられない大きな差になっていくのです。

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