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鳥の目・虫の目・魚の目

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

ビジネスの世界では、「鳥の目・虫の目・魚の目」の3つの目を持つことが必要だ、といわれることがあります。
経営者として備えておくべき3つの視点のことですが、これらは勉強をするときにも大切な視点です。

まずは「鳥の目」です。
マクロ的な視点、つまり高いところから広い視野で物事を見つめて全体像を把握する視点です。
仕事でも勉強でも、無計画にやみくもに進めるのは得策ではありません。自分の現在地が不明になり、ひいては自分が今何をしているのか、何のためにこれをやっているのか、ということも分からない状況に落ちいっていまう危険性があります。
勉強では、入試までの期間を考慮して到達すべきゴールを決め、長中期の計画を立案することです。

次に「虫の目」です。
ミクロ的な視点、つまり足元を見つめる視点です。虫は地上の低い位置にいるからこそ、上からは見えなかったことが見えます。
「現場」では「机上」で想定されなかったことが頻繁に起こります。現実に目の前で起こっている現象をとらえ、それに臨機応変に対応するための視点といってもよいでしょう。
勉強では、1日単位の短期の計画の策定や計画の修正をしながら実際に勉強を進めていくことです。

最後に「魚の目」です。
魚は水の流れを体全体で感じ取って泳いでいます。この「流れ」を見る視点です。
ビジネスの世界では時代の変化を読み取ってトレンドを把握し、タイムリーに行動していくことが求められます。そのためになくてはならない視点です。
勉強では、入試の過去問の傾向をとらえたり、その対策を練ったりすることです。

視点が偏ってはいけません。大きな視点、細やかな視点、そして流れをつかむ視点。これら3つの視点を持って、それらをバランスよく発揮することが、仕事でも勉強でも求められているのです。

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