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結果のとらえ方

こんにちは。陽塾代表の原田基生です。

子どもたちの中間テストの結果が返ってきています。めでたく目標得点を超えた子、過去最高は更新したけど目標にはあと一歩及ばなかった子、過去最高が更新できなかった子・・・いろいろな子がいます。
また、教科ごとに見ても、目標達成した教科もあれば下回った教科もあります。

先日のブログにも書きましたが、子どもたちには早速振り返りをしてもらいました。「鉄は熱いうちに打て」です。

結果が出た時のとらえ方で大切なことは、
「事実(現実)をしっかりと見て、受け止めること」
です。
90点には90点になった理由が、60点には60点になった理由が「必ず」あります。
得点(事実)を冷静に、客観的に見て、なぜその結果になったのかを考えることは大切なことです。

特に、結果があまり芳しくなかったときは、誰しもその「事実」に目を向けたくない気持ちになるものです。しかし結果が良かったときよりも、良くなかったときの方が、「事実」を直視して受け入れる必要性が高いのです。なぜなら「改善」が必要だからです。

最もよくないのは「無関心」です。事実に無関心であれば今後の成長はあり得ません。

次によくないのは、結果が悪かったときに「くさって」しまうことです。「負の感情」に完全に支配されている状態です。この状態で冷静に事実を見つめることは困難です。

その次は「たら・れば」です。「当日おなかが痛くなかっ『たら』もう少しよかったハズ」とか、「ミスがなけ『れば』あと5点上がっていた」とか言って、「事実」を曲げようとしてはいけません。まずは「たら・れば」はナシにしてほしいと思います。

そのあと、もし「たら・れば」があるのであれば、「じゃあ5点失点したミスをなくすために今後はこういうことに気を付けて改善しよう」とか、「当日体調を万全にするために今後はこういうことを注意しよう」とか、次の課題を設定することができるのです。

頭をクールにし、事実を見て受け止める。立派な「大人の」行動ですね。

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