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筆箱

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

子どもたちはそれぞれに筆箱(ペンケース)を持っていて、塾に来るときにそれを持ってきます。
学校用と塾用とを使い分けている子もいますが、一つの筆箱を学校でも塾でも使っている子が多いようです。

この筆箱というアイテム。
実は筆箱には、子どもたちの性格がよく出ています。はじめて塾に来た子でも、筆箱を見れば、だいたいどんな性格の子か想像することができます。

例えば・・・

筆箱やその中身に無頓着で、入っている筆記用具は先の丸まった短い鉛筆が2本くらいと小さな消しゴム。それ以外には赤ボールペンがかろうじて入っているような筆箱を持っている子は、明るく元気なのですが、整理整頓が苦手で勉強が少し雑な子が多いようです。よく学校などで「字を丁寧に書きなさい」などと注意をされることがあります。

筆箱の中身がきれいに整っていて、必要な文房具もそろっています。また筆箱を開けて机の上に置いておくときにもその子自身の「作法」があるようで、決まった場所に決まった向きに置くような子は、几帳面で丁寧ですが、こだわりが強すぎたり少し神経質なところがある子が多いようです。

筆箱が大きく、たくさんのカラフルな色のペンや蛍光マーカーが入っていて、ノートをとるときやまとめのときに細かく使い分けている子は、まじめでコツコツ勉強できますが、勉強のスピードに課題がある子が多いようです。

・・・などです。

性格は言動・行動だけでなく、持ち物にまで現れるものなんですね。とても興味深いです。
もちろん、指導にも役立てています。

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