こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

陽塾の中１の子が、期末テストの５教科合計で何と学校の学年トップを取ってくれました！
やはり「一番」はいいものです。

その子の期末テストの成績個票を見せてもらいました。
個票はその子の得点や度数分布などがパソコンで印刷されているだけのものですが、その個票に並んだ「95」とか「92」などの点数を見ていると、数字が並んでいるだけの味気ない個票がその子の「がんばった証」のような気がして、何か胸を打たれるものがありました。

その子はテスト対策期間のはじめに決めてもらった目標得点も少し控えめに設定していました。
そんなにガツガツ勉強している雰囲気は見せない子ですが、誰も見ていないところでがんばっています。また、わたしたちの指示を素直にしっかり守ってくれる子です。
継続的に行っている英単語のテストも漢字のテストもしっかりと勉強してきて高得点を取ります。毎日の計算課題もしっかりとこなしています。
中学生としての勉強を開始し、まじめな勉強が結果に結びつくという「成功体験」を味わったことによりその経験がモチベーションにつながってさらに勉強をがんばる・・・という良い循環に入っている感じがします。今回のテスト結果でも自信を持つことができるでしょう。

次もがんばってほしいと思いますが、この子の性格と現在の良い状態からすると、「トップを取ったら維持が大変だよ」とか「次も絶対にトップを取ろう」など、あまりプレッシャーをかけるような声かけはよくないと思います。
「次も伸び伸びとがんばろう」と前向きに励ましてあげたいと思います。

ほかの子たちもがんばっています。次は誰がヒーロー・ヒロインになるのでしょう。
子どもたちにはお互いに切磋琢磨してがんばってほしいと思います。
陽塾は、そんな切磋琢磨ができる場所でなければならないと思っています。