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来させられるか、来るか

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

期末テスト直前です。テスト直前には部活動もストップしますので、塾でテスト勉強を進める子がいます。
塾で自習をする子には、2つのパターンがあります。

「塾に来させられて(強制的に)自習させられる」パターンと、
「自分から塾に来て自習する」パターンです。
陽塾では、すべきことが期限までにできていなかったり、テスト形式の演習で基準点に達しなかった場合、授業のない日にその子を呼び出してすべきことを進めさせたり再テストをしたりしています。また、塾で自習したい希望があれば自習室を解放しています。

この「来させられるか、来るか」の違いは非常に大きいものです。
それは「塾で自習する」という行為が、他人の意志による受動的なものか、自分の意志による能動的なものかという違いです。

自習に来させられている子は、主体性がまだないので、ほうっておくと勉強しません。「イヤなのに先生に呼びだされた」という気持ちになり、モチベーションも上がらず、効果も高くありません。
それに対して、自分から来る子は「家では弟や妹がいて勉強できない」「家にいるとついついゲームをしてしまう」「塾の方が家より集中できる」など理由はさまざまですが、いずれにしても「塾に行って勉強した方がよい」という判断を「自分で」くだして実行しているわけです。
主体的に勉強をする子は伸びるものです。
よくがんばっていると思います。

ただ本来、自習は自宅で進めることが最もよいので、自分の意志で自習に来ている子は、次のレベルとして「自分の意志で自宅で勉強する」ということができるように「進化」してもらいたいと考えています。

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