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学校で授業を聞いているか確認する方法

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

子どもたちが学校の授業をしっかりと聞いているかどうかは、わたしたち塾の教師の関心事のひとつです。
もちろん保護者の方も自分の子どもが学校でどのようにしているかは大いに気になることでしょう。
参観授業に行けばある程度学校での様子は分かりますが、参観の日は何となく教師も生徒も「よそいき」で、普段の雰囲気とは異なると思います。

そこで、学校で授業を聞いているかどうかを確認する方法があります。

「学校で今どんなこと習ってるの?」と聞くのです。

このとき、「連立方程式の計算の加減法のところ」とか「近畿地方の農業のところ」などと、大きな単元名だけでなくその中でどんなところを習ったのかを即答できる子は少なくとも授業は聞いています(ただし、しっかりと理解・定着までしているかどうかまでは分かりません)。
このとき「連立方程式」とか「近畿地方」くらいのおおざっぱな単元名で答えるような場合は、一つひとつの授業をあまり聞いていない可能性もあります。
また、教科によってすぐに答えられない場合は、その教科の授業を聞いていないと思われます。ひどい子はすべての教科で答えられません。

塾で定期テストの対策授業に入る前などに、子どもたちに現在の学校の進度を聞くことがありますが、ときどき答えられない子がいます。そういう子は成績が芳しくありません。理由は明白で、授業をちゃんと聞いていないからです。

さらに、学校の授業のノートを見せてもらうと、信じられないことに板書すら写していない子もいます。
これはかなりひどい場合です。その子は授業中に何もせずぼーっとしていたり、友達としゃべったりしている可能性がかなり高いです。
授業を聞いていないのでテストの点数は悪く、その上授業態度が良くないので通知簿の評定は当然低くなります。

子どもたちの学校での様子をつかみ、学校での授業もしっかりと受けるよう指導することも、わたしたち塾の役割の一つだと考えています。

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