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好きなものを食べるのは最初か最後か

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

「おかずの中に好きなものと嫌いなものがあるとき、好きなものを食べるのは最初?それとも最後?」
という話題は誰でも一度はしたことがあるのではないでしょうか。

「好きなものは一番お腹がすいているときに食べた方がおいしい」とか「料理は温かいうちが一番おいしい」
という意見もあれば、
「好きなものを先に食べるとその後がつまらなくなる」とか「最後は好きなもので終わらせたい」
という意見もあり、人類の永遠のテーマですね(笑)

性格的な傾向としては、好きなものを最初に食べるタイプは誘惑に弱く、好きなものは最後まで取っておくタイプは我慢強く計画的であると言えるようです。そうすると「好きなものを最初に食べて、嫌いなものを残す」というタイプは、誘惑に弱いうえにイヤなことからすぐに逃げ出してしまう性格であると言えるかもしれませんね(笑)

勉強についていえば、「後で食べる派」の子の方が成績は良好です。
そういう子は普段から、「ユウウツな宿題を先にやってから好きなゲームをやろう」とか、分からないところが出てきたときに、「ちょっと面倒くさいけど今日質問しておこう」と、少しイヤなこと、面倒なことを先にやることができます。
そういう子たちは、ガマン強さや先のことを見通す力、計画性などを持っています。

では「先に食べる派」の子は学力は伸びないのでしょうか?
実はわたしはそうは思っていません。食事では「最初に食べる派」ですが、勉強では「最後に食べる派」になることもできるのです。

これは単に「性格」で片づけてしまうのではなく、「勉強方法」としてとらえるべきで、しっかり訓練して習慣化すれば身につけることができます。
もしかするとその訓練や習慣によって、逆に性格も変化することがあるかも知れません。

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