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外部模試の成績表

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

中3の子たちが秋に受験した外部模試の結果が返ってきています。
五ツ木書房や藤井書房の模擬テストは、塾から一括して申し込めば、それぞれの受験生へ成績が返却されると同時に塾にもその成績が送られてきます。
今後その成績をもとに、それぞれの子の実際に受験する高校を決定していくことになります。

その成績を見ていて思うのですが、最近の成績表はわたしたちが中学生のころに受けていたころのものとは比べ物にならないくらい進化しています。

多くがA3版の大きなサイズで、フルカラーでとても見やすくデザインされています。
偏差値や順位、志望校への合格判定だけでなく、予測内申点や度数分布、各小問ごとの受験者本人の正誤と全体の正答率との比較まであり、今後の受験勉強に役立つ情報が満載です。

わたしが中学生のときには成績表は細長い地味な紙に、味気のない数字がただ並んでいるだけの簡素なものでした。合格判定くらいはついていたと思いますが・・・。
自分の答案も返却されないので、どこで間違えたかもよく分からなかったと思います。

しかし、こんなに詳しい成績表があるのに、放っておくと子どもたちはあまりそれを活用しません。成績が郵送されてくると、開封してまず合格判定を見て一喜一憂します。
そのあと各教科の偏差値くらいを見るか見ないかして終了です(笑)

わたしは結果が出たら子どもと必ず簡単な面談をして、合格判定や偏差値や教科バランスのことだけでなく、豊富な情報量の成績表をどう見てどう生かしていくかについてもアドバイスします。
例えば小問分析で「全体の正答率が高いのに、自分が不正解である問題」は注意すべきで、復習の優先度はもちろん高くなるわけです。

テストは自分の現在の学力を把握するためのものですが、それと同時に今後の勉強に役立つように使わないともったいないと思います。
子どもたちが効果的に今後の受験勉強を進めることができるように、成績表の活用の仕方も継続的に伝えていきたいと思います。

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