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効率的に合格点をクリアする

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

高校入試には、非常に難易度の高い問題が出題されることがあります。特に私立の入試問題では、満点を取ることは非常に難しいでしょう。
私立高校の合格ラインはだいたい得点率6~7割です。つまり、満点を取らなくても十分合格できるということになります。

入試問題を見てみると、その高校の受験生ならばほとんどの子が正解できるであろう問題もあれば、逆にほとんどの子ができない問題も入っています。
合格点をクリアするためには、その問題レベルの見極めが非常に重要です。

わたしは入試問題の解説をするときに、一つひとつの小問にA~Cのレベルを設定し、子どもたちに伝えています。

 A:絶対に正解しなければならない問題、他の受験生と差がつかない問題
 B:受験生の正答率が50%前後の問題、合格するなら正解してほしい問題
 C:正解できなくてもよい問題、状況によっては捨てる問題

A問題にすべて正解し、少しでも多くのB問題に正解することで、合格点に届きます。

A問題で取りこぼすと痛いです。他の多くの受験生が正解しているからです。
取り戻すには、他の多くの受験生ができない問題に正解しなければなりません。ミスが本当に命取りになる可能性があるということです。
A問題で取りこぼししなかった上で、B問題がポイントです。
受験勉強での多くの暗記と演習量によって、このB問題に正解できる率を上げていきます。
C問題は、状況によっては捨てて、A・B問題の見直しやまちがいさがしをする方が有効です。

これらのことを、授業中に子どもたちに指導します。

これらは入試問題で合格点を取るためのいわばテクニックです。同じ学力でも、入試問題の解き方のテクニックで合否が分かれることがあるのです。

これらを教えていくのは塾の大きな役割です。

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