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下敷き

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

子どもたちがノートを取る様子を見ていると、下敷きを使っている子とそうでない子がいます。
わたしが子どものころはみんな下敷きを使ってノートを取っていた記憶があり、使う方がいいと思っていたのですが・・・。

実は、欧米では下敷きはほとんど使われていないようです。日本人の使っている下敷きを見ても、欧米人はそれが何のために使われているのかが分からないといいます。

日本で下敷きが使われるようになった理由は、日本の学校の机がデコボコしていたからだとか、日本のノートやプリントに使用されていた紙が破れやすかったからだとか、また欧米ではボールペンやペンで書くのに対して日本では鉛筆で書くのであとから裏うつりしてしまうからだとか、いろいろな見解があるようですが、どうもはっきりしません。

わたしは、仕事でノートを書くときには下敷きを使いません。しかし大人になってからも自己研鑽のための勉強をするときは下敷きを使います。
わたしは自分では「仕事は下敷きなし、勉強は下敷きあり」です。何の気なしにそうしていましたが、なぜそうなったのかは分かりません(笑)

確かに、うまく筆圧をコントロールできるのであれば、下敷きは使う必要はないのかも知れません。
下敷きを使っている子が成績が良く、使っていない子が成績が悪いということも経験上なさそうです。
下敷きを使うかどうかは、「適度な筆圧・スピード・ていねいさで書く」という条件が満たされていれば、それぞれの子の筆記能力や好みに委ねてもいいのかも知れません。
わたしもよっぽどのことがない限り、必ず下敷きを使いなさいとは指導していません。

ただわたしは、学生の間は下敷きは使った方がよいと個人的には思います。
だってノートやプリントの下にひくだけでなく、「うちわ」にもなりますし、静電気の実験もできますしね(笑)

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