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キライなことをやる能力

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

マーリンズのイチロー選手が、ピート・ローズ選手の持つ4256本の最多安打記録を更新しました。
本当にすごい人ですね。

イチロー選手はとても努力家であることはよく知られていますが、実はこんなことを言っています。
「そりゃ、僕だって、勉強や野球の練習は嫌いですよ。誰だってそうじゃないですか。つらいし、大抵はつまらないことの繰り返し。でも、僕は子どものころから、目標を持って努力するのが好きなんです。だってその努力が結果として出るのはうれしいじゃないですか」

また、こんなことも言っています。
「キライなことをやれと言われてやれる能力は、後でかならず生きてきます」

彼は練習が嫌いなのです。
しかし、嫌いなことをガマンして努力したときの結果が出たときのうれしさを誰よりもよく知っているのです。

結果が出るのはうれしいものです。
努力をするのはイヤなことです。

しかし起こる順序は必ず、イヤな「努力」が先で、うれしい「結果」が後です。
因果関係上それは当然のことです。努力もせずに結果が得られたのならそれは単なる「運」です。

勉強、入試でも全く同じことが言えます。
イチロー選手に言わせれば、「キライなことをやれと言われてやれること」は立派な「能力」です。その能力は、目標を達成したり夢をかなえることができるのです。

子どもたちにとってイヤな勉強。でも少しだけ歯を食いしばってぶつかることができれば、その先に夢の実現があるのです。
子どもたちだけでなく、わたしたち大人もこの「能力」を身につけなければなりませんね。

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