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さすがの教科書

こんにちは。陽塾代表の原田基生です。

最近は、大手塾に勤務していたときよりも学校の教科書を見る機会が多くなりました。

わたしが小学生・中学生の頃の教科書は、今の教科書よりサイズが小さくて(A5版くらいだったのでしょうか)、中のページも白黒か、あっても一色ついていただけだったように思います。教科書というものは何か味気ない印象がありました。

でも今の教科書はすごいです。少し厚い良い紙が使われていて、オールカラーです。
中を読むと、とても分かりやすくて、図や写真が多く、子どもたちが興味を持てるように随所に工夫が見られます。
「教科書ではどう表現しているのかな」とちょっと調べるだけだったのに、ついついそれ以外のところも読みふけってしまうということもしばしばです。
保護者の方は、ぜひ一度、一部分でも読んでみていただきたいと思います。おもしろいですよ。

東京書籍の『新しい科学』という教科書の最後のページに、保護者に向けて文章が書いてあるのですが、そこには、『好奇心を持ち続けられるように手助けするのが教育の役割の一つ』と書かれてありました。

本当にその通りだと思いました。
単に知識を詰め込むのではなく、子どもたちが自ら学びたいと思わせて自ら学ばせる。それが、教育にたずさわる者の究極の使命だと改めて認識しました。

現実はそんなに甘いものではなく、あるときには強制力をはたらかせなければならないこともあります。
しかし、この「教育の役割」をわたしはいつも心に持って、これからの指導を行いたいと思います。

さすがの教科書。
この年になって、改めて教科書から学びました。

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