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「勉強体力」

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

昨日、中学生のテスト直前の勉強会を行いました。朝から夕方までみっちり勉強してもらいました。
ゆくゆくは自宅できっちりと勉強できるようになってほしいので、わたしから見て自宅でもしっかりとできそうな子は午前中だけ自宅で勉強することを許可しました。

9時~17時。休憩時間を除いて7時間です。
夏までは塾に通っていなかった子が多いので、みんなこれほど長時間勉強したのは初めてだったようです。勉強会も終盤の16時ごろになると、疲れてうつろな(笑)表情になっている子もいました。

終了時、「今日はよくがんばったね。疲れた人は?」と聞くとほぼ全員手が上がりました。「こんなに長い時間勉強したのは初めてです」と言う子がほとんどでした。

わたしは言いました。
「受験生になったら、みんな休みの日は10時間以上は勉強します。考えられへんやろ?でもみんなもできるようになるよ」

勉強にも、フィジカルな意味での体力とは少し意味合いが異なる、いわば「勉強体力」というものがあります。長時間勉強することであったり、集中力を持続させることであったりするものです。
もちろん、すぐに体調を壊すようでは勉強も長時間できませんので、フィジカルな意味での体力も「勉強体力」には必要であり、その一部です。しかしそれだけでなく、メンタルな意味での「強さ」も「勉強体力」の大きな要素であると思います。

本当に大量の勉強をする必要があるとき、この「勉強体力」はとても大切なものです。
効率よく上手に勉強する、という側面だけでなく、こういう骨太な「勉強体力」を養成するための「鍛え」も子どもたちには必要なことなのです。

わたしは昨日、疲れた子どもたちを「家に帰ってからもまだまだ勉強するんやで!」という鬼の言葉をかけて送り出しました(笑)

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